配車管理システムのシマント、シリーズAで2億円の資金調達

配車管理システムのシマント、シリーズAで2億円の資金調達

「2024年問題」解決へ業界ごとに最適化した物流システム構築目指す

配車管理システムを手掛けるシマントは7月16日、シリーズA(会社創生期)ラウンドで約2億円の資金を調達したと発表した。

新たにベンチャーラボインベストメント、ネクスウェイ、北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合などを引受先とした第三者割当増資を実施した。

調達した資金は「2024年問題」解決に向け、プロダクトの開発加速やマーケティング、人材確保に充てる。

今後、物流キープレーヤーとの共同開発を通じ、物流の実務の中でシステムの精度を高め、各業界の他企業にも導入を働き掛けていく予定。開発当初から各業界のキープレーヤーと協力することで、「物流システムに合わせたオペレーション」を現場に強いず、「業界の商慣習や現場の実情に最適化された物流システム」の開発・運用を可能にすると想定している。

(藤原秀行)

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