7月1日付、包括的なマネジメント提供可能に
JLL(ジョーンズ ラング ラサール)は5月22日、子会社で工事の設計、施工、監理と請負を担うジョーンズ ラング ラサール コンストラクションズ(JLLC)を7月1日付で吸収合併すると発表した。
JLLは、JLLCのサービスを融合した包括的な開発プロジェクトマネジメントを提供できるようにするのが狙い。サービス体制強化で増加が見込まれる工事の設計、施工、監理、請負のニーズに対応する。
JLLは主要サービスの一つとして、国内外の企業にオフィスや物流施設、ホテルなどの開発プロジェクトマネジメントを提供している。工事の設計、施工、監理、請負までの一括したプロジェクトマネジメントの要望を多く受けていたため、2012年に建設業認可を受けたJLLCを設立、工事の設計、施工、監理と請負のサービスを提供してきた。
合併後もJLLCの代表取締役の宮本淳氏が事業の責任者として業務を統括する。サービス内容や施工体制にも変更はない。
(藤原秀行)