Shippio、「輸送中商品の登録・更新」をAPIで自動化

Shippio、「輸送中商品の登録・更新」をAPIで自動化

国際物流関連業務の効率化支援サービス

Shippioは7月23日、国際物流関連業務の効率化支援サービス「Shippio(シッピオ)」と、各企業が利用している基幹システムと同サービスを連携させる「Shippio API」に関し、新たに「輸送中商品の登録・更新API」を追加したと発表した。

同サービスが搭載している、洋上在庫を含む商品の輸送状況を商品単位で一元管理することが可能な「輸送中商品の可視化機能」を、より容易に利用できるようにした。

同機能は個別の商品が現在どのルートを輸送されているかといった情報を迅速につかめるため、製造業の生産管理者や商社・小売業の発注・購買担当者にとっては精密な発注計画や在庫計画の立案に使えるのがメリット。

ただ、これまでは同機能を利用する場合、商品情報を指定のExcelファイルでアップロードする必要があった。API連携に踏み切ることで、アップロードの作業をなくし、商品情報を自動的にShippioへ登録することが可能になった。

Shippio API「輸送中商品の登録・更新」仕様書:
https://shippio.stoplight.io/docs/shippio-api/5d45b7d1440c6-create-a-new-in-transit-product

API利用に際しては、Shippioが提供しているデジタルフォワーディング、またはAny Cargoのいずれかのサービスを契約した上で、各社が利用するシステム側で開発する必要がある。

(藤原秀行)

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