5月末に苫小牧と神栖で地鎮祭を相次ぎ実施
丸全昭和運輸が国内で倉庫の新増設プロジェクトを本格化させている。5月24日に北海道苫小牧市、同30日には茨城・神栖市でそれぞれ地鎮祭を行ったと発表した。
同社は2020年3月期~22年3月期を対象とする「第7次中期経営計画」で総額250億円の設備投資を予定しており、大半を倉庫の新設・更新に充当することを明らかにしている。
苫小牧市では丸全北海道運輸が「苫小牧新倉庫(仮称)」を建設する。敷地面積は約2216平方メートル、延べ床面積は約974平方メートル。
苫小牧新倉庫(仮称)の完成予想図と地鎮祭の様子
一方、神栖市は丸全昭和運輸の既存施設「南海浜倉庫」に約1999平方メートルの危険物倉庫を増設する計画。既設は鉄骨造平屋建て15棟、延べ床面積2万6317平方メートル(普通倉庫9935平方メートル、15度対応の定温倉庫1万723平方メートル、第4類危険物倉庫5659平方メートル)の大規模倉庫で、主に化学品・食品・一般塩・大豆・コメなどを取り扱っている。
南海浜危険物倉庫増設(仮称)の地鎮祭の様子
画像はいずれも丸全昭和運輸ニュースリリースより
(鳥羽俊一)