工具類装備しても身体への負荷軽減可能
ユーピーアール(upr)は8月28日、腰に道具を装着する職人向けのサポーターベルト「サポートジャケットBb+Air ワークベルト」を発売すると発表した。
uprは大手ゼネコン5社が幹事を務める「建設RXコンソーシアム」に協力会員として参加しており、その中の「市販ツール活用分科会 アシストスーツワーキンググループ」で建設現場に適したアシストスーツの在り方を模索する中、建設業に加えて電気工事業や林業などに従事する職人の多くが、工具類を装備することによる腰への負担を抱えていることが課題と認識した。
今回開発した「サポートジャケットBb+Air ワークベルト」は、uprの外骨格型パッシブタイプのアシストスーツ「サポートジャケットBb+Air」と組み合わせて着用できるのが特徴。独自機能として搭載した「ダブル滑車システム」によって、腰ベルトをしっかりと締めることにより、腹圧を高め作業中の姿勢を安定させられる。
腰道具ベルトをベルトループに通すことで、作業服の上からでも、道具類を身体に密着・安定させることができる。身体の一部分にかかっていた工具類の重さを面で支えることで、重さを分散し、負担を軽減する。作業内容に応じて「ワークベルト」単体での利用も可能にしている。
製品概要
商品名:「サポートジャケットBb+Air ワークベルト」
メーカー希望小売価格:オープン価格
腰回り:70cm~110cm
ベルトループ数:4本
D環数:2か所
色:ブラック
機能・特長
1. 「サポートジャケットBb+Air」と併用でき、さらなる効果を発揮
第二の背骨Bb+(バックボーンプラス)が特長の外骨格型アシストスーツ「サポートジャケットBb+Air」と組み合せて利用することでサポート機能を高められる。「ワークベルト」単体でも利用でき、現場シーンや自分の身体に合わせて使い分けることで効果を発揮する。
2. ダブル滑車システム
少ない力で簡単に腰ベルトをしっかり締めることができる。腹圧を上げることで腰をサポートする。
3. ベルトループで腰道具ベルトを装着可能
最大60mm幅のベルトループに腰道具ベルトを通すことで、腰道具ベルトを密着・安定させる。道具類の重さを面で分散して支え、腰を安定させ保護することで、負担を軽減。作業のしやすさを邪魔せず、現場での無理な姿勢や踏ん張りを助ける。
4. 2つのDカンで道具装着が便利
左右に各1つ、計2つのDカンにより様々な道具を装着できる。
8月29~31日に千葉市の幕張メッセで開催される「第60回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2024」の、八幡ねじのブースで展示する予定で、試着も受け付ける。
(藤原秀行)※いずれもupr提供