ペットケアの犬猫生活、倉庫移転や梱包材見直しで年間4tのCO2排出削減達成

ペットケアの犬猫生活、倉庫移転や梱包材見直しで年間4tのCO2排出削減達成

工場からの移送距離大幅短縮、積載効率アップも

国産・無添加のプレミアムペットフード販売などペットケア事業を手掛ける犬猫生活(東京都新宿区市⾕船河原町)は8月30日、サプライチェーンの環境負荷低減を目指して物流・梱包資材の改善を行い、8月にサプライチェーンのCO2排出量を年間ベースで約4t削減したと発表した。

今年の7月中旬以降、配送のための倉庫を順次、東京都、神奈川県、大阪府の3拠点から富山県へ移転、8月に新しい物流体制へ乗り換えが完了した。犬猫生活は言及していないが、シーアールイー(CRE)が開発に携わった物流施設に入居した。

ドライフードの製造工場は富山県に近い石川県に位置しているため、工場から倉庫への移送距離を大幅に短縮したことで、工場から倉庫への移送に伴うCO2排出量を年間3.4t、従来比56%削減できたという。


(犬猫生活提供)

併せて、包材の見直しによる梱包材の削減を実施。一部の段ボールはサイズ変更も行った。積載効率がアップし、年間約0.7tのCO2排出削減につながった。

(藤原秀行)

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