バイオ燃料使用で生み出した環境価値、荷主がScope3の温室効果ガス排出削減にカウント可能
郵船ロジスティクスは2月18日、Ocean Network Express(ONE)と、温室効果ガス排出量削減のためのグリーン輸送サービス「ONE LEAF+」の契約をアジアで初めて締結したと発表した。
今後、ONEが創出した温室効果ガス排出削減の環境価値を、Scope3の排出量削減に取り組む荷主企業が自社の削減分としてカウントできるサービスを始める。
ONE LEAF+は、本船の運航に廃食油メチルエステル(UCOME)を原料とするバイオ燃料を使用することで、化石燃料と比較して排出量が少なく、環境負荷の低い海上輸送を実現するのが特徴。
利用者はScope3の排出量を削減したとみなすことが可能で、第三者機関の検証を受けた排出量削減証明書を受け取ることができる。
(藤原秀行)