成長持続へ経営にエンジニアリング視点追加狙い
ECの返品業務効率化などの支援サービスを運営するRecustomer(リカスタマー)は9月4日、CTO(最⾼技術責任者)に5月1日付でHacobuなど出身の眞鍋秀悟氏が就任したと発表した。
(Recustomer提供)
Recustomerはサービス提供開始から2年半を経て、キャンセル機能、購入後の配送追跡のリリースや返品プロダクトのフルリニューアルを行い、解決する課題の領域も購入後体験全体へ拡大。導入ブランド数は200を超え、飲料・食品、ファッション、インテリア、電化製品など様々な業界で活用が広がっている。
事業の成長へ開発組織体制や技術面を強化するとともに、経営にエンジニアリングの視点を加えていくことで、変化の速いEC業界における小売事業者と消費者双方の課題解決により一層コミットし、開発組織体制強化の一環として、エンジニアをはじめとするプロダクト開発メンバーの採用に一段と注力していきたい考え。
眞鍋氏は京都大学理学部を主席合格し数学を学び、同大大学院を経てエンジニアの道へ進んだ。フィックスターズでExecutive Engineerとしてエンジニア開発をリードし上場を経験。その後、Mujinでアーキテクト、Preferred Networks(プリファードネットワークス)でEngineering Managerを経て、HacobuでCTO室室長および研究開発部部長に着任。want.jpではVPoPを務め、2024年5月、Recustomerに移りCTOに就いた。
(藤原秀行)