KURANDOの庫内業務可視化ソリューションとシーネットの物流KPI分析アプリが連携、 サン インテルネットで稼働開始

KURANDOの庫内業務可視化ソリューションとシーネットの物流KPI分析アプリが連携、 サン インテルネットで稼働開始

粒度高いデータ取得可能、作業全体改善へ基盤強化

KURANDO(クランド)とシーネットの両社は9月4日、KURANDOの庫内業務可視化ソリューション「Logimeter(ロジメーター)」とシーネットの物流KPI(重要業績評価指標)分析アプリケーション「ci.Himalayas/Compass(シーアイヒマラヤ/コンパス)」を連携させ、物流企業のサン インテルネットで稼働を開始したと発表した。

サン インテルネットはKURANDOのLogimeterとシーネットのWMS(倉庫管理システム)を利用しており、物流データを活用して作業生産性を把握し、業務改善につなげていくことを目標としている。

シーネットのci.Himalayas/Compassを、PoC(概念実証)を経て導入し、物流KPIの分析を進める中で、さらに現場の細かなデータも取得したいとの要望があったため、Logimeterと連携を進めることにした。

ci.Himalayas/Compassの採用で作業生産性や在庫回転期間、ABC分析、タッチ率の見える化を実現。さらに、WMSでは管理できない、リスト対応や掃除といった領域のデータもLogimeterとの連携で取得可能となり、粒度の高い物流データの収集と一元的な可視化を達成、倉庫作業全体の改善に向けた強固な基盤が築かれたという。

サン インテルネットはさらに生産性向上などの成果を得るため、データの取り込みや分析レポートの見せ方についても一層の改善を計画している。

今後も、LogimeterユーザーでシーネットのWMSも使っている企業に向け、WMSのオプションとしてci.Himalayas/Compassを提案、気軽にLogimeterとの連携効果を試してもらい、利便性と効果をアピールしていく構え。

(藤原秀行)※いずれも両社提供

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