プロロジスがソニーグループと連携、物流施設の待機・荷役時間把握などでAI活用へ

プロロジスがソニーグループと連携、物流施設の待機・荷役時間把握などでAI活用へ

積載率も対象、バース管理効率化と輸送力強化支援

プロロジスは9月5日、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)と2024年問題への取り組み協力のためのパートナー契約を締結したと発表した。

今後、SSSが小売・物流業界向けに提供しているAIを活用した業務効率化などのサービス「AITRIOS(アイトリオス)」を活用し、物流DXにつながるソリューションを提案する。

具体的には、トラックバースにおける待機時間や荷役時間の把握に向けたゲート車番/バース車番認識ソリューションや、配車計画の最適化やトラック輸送不足の改善に向けたトラック積載率把握ソリューションの採用をテナントに働き掛けていくことを想定している。

現状のバース管理は目視・人手による記録がまだ一般的で、効率化が課題となっているのを考慮。バース管理効率化と輸送力強化をより強力に支援していくことにした。

SSSがAITRIOSにより、可視化が難しい物流施設などの現場状況を、センシングテクノロジーの活用を通じてデータ化・可視化する。

(藤原秀行)

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