既存拠点を集約、業務効率化と販売体制強化へ
独立系鉄鋼商社の佐藤商事は9月5日、千葉県浦安市で新たな物流拠点「鉄鋼部第2課浦安新倉庫(仮称)」を建設すると発表した。
同社は昨年8月、開発用地5823㎡を同年9月に取得する方針を開示していた。建設地は浦安市の工業団地「浦安鉄鋼団地」内。総投資額は約43億円を計画している。
倉庫の建築面積は3898㎡を計画しており、鋼材の保管を担う。竣工は2025年7月末の予定。
同社は現行の中期経営計画(2023~25年度)で、設備などの投資を130億円以上実施する方針を打ち出しており、新倉庫もその一環。鉄鋼事業部門の老朽化した既存倉庫を集約移転し、業務効率化と販売体制強化を図る。
(藤原秀行)