相鉄グループが東京・羽村で初開発の物流施設着工、クレドAMと共同展開

相鉄グループが東京・羽村で初開発の物流施設着工、クレドAMと共同展開

1.5万㎡、今年11月竣工見込む

相鉄グループで不動産事業を手掛ける相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)とクレド・アセットマネジメントは1月17日、共同で東京都羽村市に物流施設「CREDOクレド羽村」を開発すると発表した。

1月16日に現地で起工式を開催した。同施設は相鉄グループとして初めての物流施設開発案件。地上4階建て、延床面積は1万5248㎡(4613坪)を想定しており、竣工は2024年11月の予定。

相鉄グループは「長期ビジョン“Vision2030”」で「不動産事業の抜本的な強化」を戦略的な取り組みの一つに位置付け、既に新横浜駅前や東京の代々木上原駅至近のオフィスビルなどを取得してきた。開発・投資対象アセットの幅をさらに広げるため、引き続き堅調な需要が期待できる物流施設に参入することにした。

同施設は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の青梅ICから約6km、中央自動車道の八王子ICから約11km。相鉄アーバンクリエイツとクレドAMは圏央道経由で東名高速道路や中央道、関越自動車道へアクセスできるため、広域配送拠点としての活用を期待。併せて、国道16号に近接し神奈川県や東京都西部への配送拠点として利用することも可能と考えている。

共用部や建物内外のデザインに「MOTIVATION & WELL-BEING」のコンセプトを掲げ、自然素材や植栽、上質感のあるデザインや仕上げ材の採用などで、明るく清潔感のある雰囲気を醸成、働きやすい環境づくりに注力する。

環境面では屋上に太陽光発電システムを導入し、発電電力の一部を館内に供給、テナントによる再生可能エネルギーの利用を可能にし、CASBEE認証Aランクなど環境認証の取得を見込む。

物流施設「CREDOクレド羽村」の概要
施設名:「CREDO羽村」
所在地:東京都羽村市神明台
・圏央道「青梅IC」から約6km、中央道「八王子IC」から約11km
・JR東日本 青梅線「羽村駅」から約1km(徒歩約13分)


「CREDO羽村」の位置図

施設の特徴:
・同エリアで希少な1社占有が可能
・最寄りの「羽村駅」から徒歩圏内で、通勤しやすい立地
・倉庫業および運送業許可の申請が可能

施設コンセプト:「MOTIVATION & WELL-BEING」
敷地面積:7,213㎡(2,182坪)
延床面積:15,248㎡(4,613坪)
用途:倉庫業を営む倉庫
構造・規模:鉄骨造・地上4階建て
環境認証:CASBEE認証Aランク(予定)
着工:2024年1月
竣工:2024年11月(予定)


「CREDO羽村」の外観(イメージ)


「CREDO羽村」のエントランス(イメージ)

(藤原秀行)※いずれもクレドAM提供

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