情報記録媒体専用、20年9月完成予定
住友倉庫は6月4日、文書や磁気テープ、フィルムといった情報記録媒体を専用に保管する埼玉県羽生市の「羽生アーカイブズ第2センター」で第3期倉庫を建設すると発表した。
第1期倉庫は2012年1月に、第2期倉庫は15年7月に稼働しており、取扱量が拡大しているのに対応する。
第3期倉庫は地上4階建て、延べ床面積2万1420平方メートル。20年9月の完成を見込む。既存の2棟と同じく免震構造を採用するほか、72時間対応の非常用自家発電設備や窒素ガス消火設備も整備し、BCP(事業継続計画)ニーズに配慮する。
第3期倉庫の完成イメージ(3棟のうちの左側、住友倉庫提供)
(藤原秀行)