全国3300カ所以上に受信アンテナ独自設置
ソフトバンクは6月3日、誤差が数センチメートル以内の高精度な測位サービスを今年11月末から法人向けに全国で始めると発表した。
準天頂衛星「みちびき」などからの位置情報を受信するアンテナを、既存の携帯電話基地局を活用し、全国3300カ所以上に設置する。自動車の自動運転普及などをにらみ、サービス展開を急ぐ。
7月以降、ヤンマーアグリ、鹿島、SBドライブとそれぞれ実証実験を展開。農機の自動運転、ドローン(小型無人機)の自動制御を用いた建設現場管理、バスなどの自動運転にそれぞれ高精度測位を利用する。
測位サービスの概要
(藤原秀行)※写真と図はソフトバンクプレスリリースより引用