アスパラガスを集荷、農業支援目指す
大型物流ドローンの販売を手掛けるトルビズオンは11月12日、有限会社佐賀東部青果(佐賀県白石町)や同町と連携し、11月22日に同町で特産農産物のアスパラガスを中国DJIの物流ドローン「FlyCart30」で配送する実証実験を行うと発表した。
同町の福富多目的運動広場と周辺農地で、農産物の効率的な集荷手段としてドローンを活用できるかどうかを検証。地域経済や農業の持続可能な発展に貢献していくことを目指す。
実験では併せて、災害用物資を用いた大型ドローンの基本機能説明も行い、地域住民らに理解を深めてもらうことを想定している。
飛行ルートは自治体と地権者に対して上空飛行の承諾を得たルートで計画し、ドローンの飛行下に第三者が侵入しないよう目視人を配置した「レベル2」飛行を計画している。
福富多目的運動広場と周辺農地
配送するアスパラガスのイメージ
(藤原秀行)※いずれもトルビズオン提供