estie、物流施設などJリートの投資法人保有物件を横断検索可能な新サービス開始

estie、物流施設などJリートの投資法人保有物件を横断検索可能な新サービス開始

取引価格やキャップレートなど、様々な軸から欲しい情報入手

賃貸用物流不動産データの分析システム「estie 物流リサーチ」などを展開しているestie(エスティ)は11月19日、Jリートの投資法人が保有している物流施設など全国6000以上の物件を検索できるサービス「estie J-REIT」の提供を開始したと発表した。

検索機能や物件情報の確認を無料プランで利用することが可能。Webからの申し込みですぐに使い始められる。

Jリート物件の情報を収集する際、従来はそれぞれのJ-REIT投資法人がホームページなどで公開している情報にアクセスする必要があり、投資法人を横断的に探索することができず、情報収集に膨大な時間と手間を要していた。

「estie J-REIT」はJリート物件を投資法人やキャップレートなどの条件で横断的に検索することが可能。売買・開発や物件運用時の調査業務を効率化できると見込む。

投資法人が保有する物件をエリアや竣工年、賃貸可能面積などの建物情報に加え、取引価格、キャップレートといった取引情報などの条件で横断的に検索し、地図上に表示できる。

各物件のキャップレートや鑑定評価額などの決算データを時系列に閲覧、多角的な視点でマーケットを分析することも可能にしている。

無料のフリープランと有料のベーシックプランを設定しており、フリープランには一部機能制限を掛けている。


(estie提供)

(藤原秀行)

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