西日本広域をカバー可能
米不動産総合サービス大手のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は11月19日、グループのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(CWAM)が、神戸市の物流施設を取得し名称を「LF神戸弥栄台」に変更、アセットマネジメント業務を受託したと発表した。取得額は開示していない。
(C&W提供)
LF神戸弥栄台は物流施設が多く集積する神戸流通センター内に位置し、神戸淡路鳴門自動車道の布施畑ICから約1.6km。配送拠点として、神戸市内に加えて西日本の広域をカバーできると見込む。
地上4階建て、延床面積は約1万9000㎡のボックス型施設。柱スパンは10m以上、倉庫の梁下有効高さ5.5m、床荷重1.5t/㎡と標準的なスペックを備え、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各2基実装し、荷物の保管能力が高く、搬出入がしやすい構造となっている。
建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証を取得。今後、太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置を計画している。
【施設概要】
施設名: LF神戸弥栄台
所在地: 兵庫県神戸市須磨区弥栄台四丁目1番2号
敷地面積: 9,313㎡
延床面積: 19,045㎡
構造: 地上4階建て、鉄骨造
竣工: 2022年6月
(藤原秀行)