映像センター傘下に持つAVCHD向け、本社機能や音響・映像スタジオなども併設
ラサール不動産投資顧問は11月29日、東京都江東区東雲でBTS型物流施設「AVC SQUARE」が竣工したと発表した。映像センターを傘下に持つAVCホールディングスが本社機能を備えた専用施設として運営する。
地上4階建て、延床面積1万3885㎡のボックス型で、1階に2面接車可能なトラックバースを備え、倉庫の梁下有効高は5.5m以上を確保している。
倉庫用途に加えて、本社機能や音響・映像スタジオ、機器のリペアメントセンターを併設する。
首都圏中心部への配送に適しているほか、首都高速湾岸線の有明ICまで約2kmで、高速道路網を利用した関東全域への配送拠点としても利用できると見込む。羽田空港、東京港、横浜港へのアクセスにも強みを持つ。
設備面ではLED照明や節水型衛生器具を設置することで環境負荷の低減にも配慮。CASBEE-建築(新築)のSランクと「ZEB-Ready」の認証を取得済み。
【物件概要】
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 東京都江東区東雲二丁目9番12号 |
敷地面積 | 6,217.17㎡ |
延床面積 | 13,885.32㎡ |
構造 | 鉄骨造、地上4階建 |
用途 | BTS型物流施設 |
着工 | 2023年10月1日 |
竣工 | 2024年11月29日 |
設計・監理 | サンエス建設株式会社 |
施工 | サンエス建設株式会社・八生建設株式会社 共同事業体 |
施主 | 東雲プロパティー特定目的会社 |
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用