成田空港会社・田村社長、ビジネスジェット受け入れ体制強化を本格的に検討へ

成田空港会社・田村社長、ビジネスジェット受け入れ体制強化を本格的に検討へ

旅客の動線など考慮

成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は11月28日の定例記者会見で、同空港でビジネスジェットの受け入れ体制強化を本格的に検討していきたいとの考えを示した。

NAAが学識経験者や国土交通省、千葉県などの関係者と検討、今年7月に公表した「新しい成田空港」構想では、ビジネスジェット施設の重要性に言及。FBO(運航支援事業者)がサービスを提供できる施設の整備が望まれるとの見解を示している。

田村社長は会見で「ビジネスチャンスを運んでくるという意味では(関係施設を)整備していかないといけない。お客様の動線をちゃんと考えて、諸々の手続きがスムーズに済んで空港の外に出ていけるようにすることやFBOがちゃんと拠点を構えられるようにすることが必要」と指摘。

「(『新しい成田空港』構想では)フルに時間を割いて検討することができていなかったパートなので、いろんな要素を考慮して検討していかないといけないと思う」と語った。


会見する田村社長

(藤原秀行)

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