ドライバ―不足解消に貢献目指す
商船三井は12月13日、インドネシアで船員のマネジメントやトレーニングを手掛けるMCS International(MCSI)と、日本への特定技能人材の送り出し事業に関する業務提携契約を12月5日付で締結したと発表した。
日本では今後、特定技能人材として外国人ドライバーの需要が伸びることを想定、ドライバー人材の送り出しに注力していく予定。インドネシア人の船員配乗、他国への人材送り出しを担うMCSIと組むことで、インドネシア人若年層への雇用機会創出と日本国内のドライバー人材不足解消に貢献していくことを目指す。
署名式に臨んだMCSI・ジョハン ノビトリアン代表取締役と商船三井・梯浩之ウェルビーイングライフ事業部長(商船三井提供)
商船三井は外国人船員育成で長年培った経験と知見を活用し、外国人人材の新規採用や採用拡大を検討している企業を対象に、外国人人材の紹介などを行う外国人人材コンサルティング事業を展開している。MCSIとも協力関係にある。
(藤原秀行)