自動運転トラック開発のT2と東邦HD、医薬品流通への導入目指し戦略的パートナーシップ構築

自動運転トラック開発のT2と東邦HD、医薬品流通への導入目指し戦略的パートナーシップ構築

センター間長距離輸送の円滑化・省力化目指す

自動運転トラックの開発を目指しているT2と東邦ホールディングス(HD)は1月21日、戦略的パートナーシップを構築すると発表した。

両社が協力して医薬品流通に自動運転トラックを導入し、東邦HDの医薬品物流センター間の長距離輸送を円滑化・省力化することを目指す。

2025年7月にT2が自動運転トラックを用いて関東・関西間の高速道路一部区間で開始する予定の幹線輸送の実証実験に東邦HDが参加し、自動運転技術の活用方法などを探る。

実験は「TBCダイナベース」(東京都大田区平和島)~「TBC阪神」(兵庫県伊丹市)の両拠点間で行う。実験の際は、有事に備えてドライバーが常にトラックに乗り込む「レベル2」相当の状態にする計画。


TBCダイナベースとT2トラック車両


TBCダイナベースで稼働している、ばらピッキングロボット(いずれも両社提供)

(藤原秀行)

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