プロロジスが岩手・矢巾町で開発の物流施設、青森地盤の共同物流サービスやロジスティード北日本など3社と新たに賃貸契約締結

プロロジスが岩手・矢巾町で開発の物流施設、青森地盤の共同物流サービスやロジスティード北日本など3社と新たに賃貸契約締結

フロアの75%でテナント内定

プロロジスは2月10日、岩手県矢巾町で開発したマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」(地上3階建て、延床面積約10万㎡)で、青森を地盤とする物流企業の共同物流サービス(八戸市)と約2万6000㎡(約7800坪)の賃貸契約を締結したと発表した。

ほぼ同時期にロジスティードグループのロジスティード北日本(札幌市)、梱包資材メーカーのカネパッケージ(埼玉県入間市)とも契約を結んでおり、賃貸面積の約75%において複数の入居企業が内定した。

 
 

共同物流サービスは食品スーパーやホームセンターの物流拠点を管理・運営しており、プロロジスの物流施設を使うのは今回が初めて。カネパッケージも初めてのプロロジス施設利用になるという。


プロロジスパーク盛岡

共同物流サービスはプロロジスパーク盛岡で、北海道・東北地方を中心にスーパーマーケットを展開しているアークスグループ傘下のユニバース(八戸市)とベルジョイス(岩手県盛岡市)の2社が利用する食品保管・配送センターの運営を担う。物流業務は2026年秋に始める予定。

元々、ユニバースは八戸の物流拠点から岩手県方面の店舗へ、ベルジョイスは岩手県内の複数物流拠点から八戸方面の店舗へそれぞれがグローサリー商品を配送していた。「物流2024年問題」を考慮し拠点を集約。今後は2社の商品配送を青森県八戸市の物流施設と「プロロジスパーク盛岡」の2拠点から実施し、物流野効率化を図る。

プロロジスパーク盛岡は他にも日本通運や丸木医科器械が入居している。


プロロジスパーク盛岡内のカフェテリア。働きやすい環境の整備に注力している

 
 

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供

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