トルビズオン、ドローンと災害救助犬が連携した土砂災害対応の実証実験へ

トルビズオン、ドローンと災害救助犬が連携した土砂災害対応の実証実験へ

佐賀・大町町で、迅速な被害状況把握など狙い

トルビズオンは3月12日、J WORKS CAREER(熊本県長洲町)、Public Gate(佐賀県大町町)、認定NPO法人日本レスキュー協会の3者と共同で、佐賀県大町町でドローンと災害救助犬が連携した土砂災害対応の実証実験(PoC)を3月18日に実施すると発表した。

線状降水帯による大規模な土砂崩れが発生し、地区の半分が被災したとの想定の下、被災地でドローンによる迅速な被害状況把握と、ドローンと災害救助犬が連携した効率的な救助活動が可能かどうかを検証。新たな災害対応モデルの構築を目指す。

 
 


災害救助犬と大型物流ドローンの連携イメージ

実証実験は休眠預金活用事業を活用し、2024年6月から3年間の予定で実施している「地域の防災力向上に資する先進技術活用事業」の一環として行う。

中国のDJI製運搬用ドローンFlyCart30などを投入。ドローンに高解像度カメラ、熱感知センサーを搭載し被災地の状況を把握する計画。


DJI FlyCart30


実験に活用する商用ドローン「Autel Robotics EVO Max」


実証実験の飛行予定ルート

 
 


被災想定エリアにおけるドローンソリューション

(藤原秀行)※いずれもトルビズオン提供

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