官民が情報共有や意見交換、分科会でビジネスモデルなど協議
国土交通省道路局は4月10日、既存の道路インフラを活用して自動で荷物を輸送する「自動物流道路」の実現に向け、「自動物流道路の実装に向けたコンソーシアム」を設立、会員の公募を開始すると発表した。
コンソーシアムは自動物流道路を実現させる上で必要な事項の検討を進めるため、自動物流道路の運営・利用に関心がある企業、要素技術の保有者などの民間事業者と公的機関の情報共有・意見交換を担い、ビジネスモデル、オペレーションの技術的な実証、技術開発促進方策、インフラ整備のあり方などを協議する。
コンソーシアムとして、自動物流道路に関する検討会に提言する予定。傘下にビジネスモデル、オペレーション、インフラに関する分科会を設置、技術的な話などを詰める。
参加事業者については、特に期限を定めず、常時募集する。第1回のコンソーシアム(3分科会合同開催)は5月16日の開催を予定している。
(藤原秀行)