船内の仕事ぶりをスマホで答えて!

船内の仕事ぶりをスマホで答えて!

国交省海事局が内航海運の実態調査で初の試み

国土交通省は6月27日、内航海運の船員の就労実態調査にスマートフォンを活用すると発表した。

今年9月末までの間、船員が持つスマホから調査専用のウェブサイトにアクセス、回答してもらう。スマホを使った船員の実態調査は初めての試みとなる。担当の海事局は「陸上から直接把握することが困難な内航船内の実態を正しく把握し、働き方改革に生かしていくのが目的」と協力を求めている。

調査項目は年齢や性別、職種、乗船している船舶のトン数や船種、作業ごとの開始と終了の時刻など。データを集計し、船員の働き方改革の内容を議論する上で活用していく予定だ。調査に用いるアプリケーションはセイコーソリューションズが提供している。

海事局は「頂戴した回答を根拠として関係法令に基づく監査や行政指導の対象になることはない。ありのままの実態をご回答いただきたい。可能な限り1カ月以上連続した期間、継続して入力していただきたい」と訴えている。


アプリケーションの流れ(セイコーソリューションズウェブサイトより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

調査に関するリーフレットはコチラから

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