7月予定、新たな自社の成長図る
ヤマタネは4月25日、阪急阪神不動産傘下の阪急阪神エステート・サービス(大阪市福島区 HHES)と100%子会社のキョクトウ(大阪府東大阪市)が運営している文書保管などのアーカイブ事業を取得すると発表した。取得額は開示していない。
同事業の譲渡に際し、HHESが100%子会社として4月30日付でヤマタネドキュメントマネジメントを新設した上で、同事業を7月1日付で吸収分割の方法で承継させ、ヤマタネが新会社の全株式を同日付で取得(子会社化)する。キョクトウは新会社の100%子会社となる予定。
ヤマタネはグループで物流・食品・情報・不動産の4事業を柱に据えて展開。アーカイブ事業を注力すべきコア事業領域と位置付けている。
HHESは文書保管・文書電子化作業・機密文書廃棄事業を軸に、関西を中心としてアーカイブ事業の拡大を図っている。キョクトウは子会社として文書管理コンサルティング事業・文書電子化事業を営んでいる。
同事業を取得することで、ヤマタネとして自社の成長につなげていきたい考え。
新会社の概要
名称 |
株式会社ヤマタネドキュメントマネジメント |
所在地 |
大阪府東大阪市川俣1丁目14番30号 |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 長谷川 洋 |
事業内容 |
アーカイブ事業 |
資本金 |
5000万円 |
設立年月日 |
2025年4月30日(予定) |
大株主および持株比率 |
阪急阪神エステート・サービス株式会社 100.0% |
上場会社と当該会社の関係 |
資本関係:該当事項はなし。 人的関係:ヤマタネグループ会社で監査役を務める長谷川洋氏が新会社の代表取締役として就任予定。 取引関係:該当事項はなし。 関連当事者への該当状況:該当事項はなし。 |
新会社の子会社(予定)の概要
名称 |
株式会社キョクトウ |
所在地 |
大阪府東大阪市川俣1丁目14番30号 |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 大崎健一 |
事業内容 |
文書管理コンサルティング事業・文書電子化事業 |
資本金 |
2000万円 |
設立年月日 |
1969年2月13日 |
大株主および持株比率 |
阪急阪神エステート・サービス株式会社 100.0% |
上場会社と当該会社の関係 |
資本関係:該当事項はなし。 人的関係:該当事項はなし 取引関係:該当事項はなし。 関連当事者への該当状況:該当事項はなし。 |
当該会社の直近の経営成績 |
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決算期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
純資産 |
271百万円 |
265百万円 |
272百万円 |
総資産 |
326百万円 |
315百万円 |
319百万円 |
売上高 |
365百万円 |
344百万円 |
305百万円 |
営業利益 |
27百万円 |
28百万円 |
21百万円 |
経常利益 |
28百万円 |
26百万円 |
22百万円 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
59百万円 |
18百万円 |
14百万円 |
1株当たり当期純利益 |
737.5円 |
225.0円 |
175.0円 |
(藤原秀行)