山九の新入社員に同業他社からアドバイス

山九の新入社員に同業他社からアドバイス

物流連が「企業間クロス教育」実施、昨年に続き2回目

日本物流団体連合会(物流連)は7月2日、山九の物流部門に配属された新入社員に対し、同業他社の社員が講師となって研修を担う「企業間クロス研修」を6月26、27の両日に行ったと発表した。

昨年に次いで2回目で、今年は西濃運輸と佐川急便から1人ずつ講師に招き、自社のサービス内容や強みなどを解説した。7月9日は日本パレットレンタル(JPR)からも講師を派遣してもらう予定。

同研修は物流連の人材育成・広報委員会が設けた会員企業の若手社員による「物流いいとこみつけ隊」が企画、物流教育・研修のパイロット事業として展開している。

物流連は「他社の事業であるさまざまな輸送モードやサービスを教育カリキュラムに取り入れることで、受講生が自社の知識習得にとどまらず物流業界の動向を知り、新しい発想で品質向上や協業、さらに物流業界発展につなげる人材の育成に資する」と狙いを説明している。


クロス人材研修の様子(物流連プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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