映像やデータ活用し迅速・安心な事故対応支援
パイオニアは7月14日、東京海上日動火災保険が2026年1月に提供を開始する予定の新型ドライブレコーダー(ドラレコ)付き自動車保険「ドライブエージェント パーソナル(DAP)特約」の新型モデルに、パイオニアのドラレコを採用することを決めたと発表した。
「DAP」は契約者に通信機能付きドラレコ端末を貸与し、事故の予防と事故時の万全なサポートを提供する。オペレーターへの自動連絡や迅速な救急対応、事故映像の自動記録・転送機能などを駆使し、ユーザーの安全確保と事故時の迅速な対応を支援する。
今回採用が決まったパイオニアの端末は、コンパクトなカメラユニットと助手席の足元に取り付けるバッテリーユニットで構成する2カメラタイプ(前方+車内)の通信型ドラレコ。機能をシンプルにして運転席の視界を邪魔しないコンパクトサイズを実現しており、さらに衝撃検知時の自動連絡や緊急時のSOS発信の機能を持たせている。
併せて、パイオニアが管理するクラウドシステムとも連携し、走行データのアップロードや端末の状態管理、OTA(通信を利用した機能拡張)などでサービス向上を目指す。
(パイオニア提供)
【ハードウェア情報】
カメラユニットサイズ | 縦 約 55 mm、横 約 90 mm、厚さ 約 30 mm |
バッテリーユニットサイズ | 縦 約 100 mm、横 約 65 mm、厚さ 約 30 mm |
画素数 | 約 200 万画素 |
画角 | 前方・車内カメラ : 水平 130°以上 |
位置測位 | GPS、GLONASS、QZSS |
最大録画時間 | 約 7.5 時間 (端末の設定で車内カメラの撮影を OFF にした際は、約 15 時間です) |
(藤原秀行)