最大243kmの航続距離と350kgの積載力、ラストワンマイル領域の脱炭素促進
商用EV(電気自動車)トラックの開発を手掛けているフォロフライは7月15日、新たに軽EV「FKV」をSBSホールディングスが10台導入し、ラストワンマイル配送を手掛けるSBS即配サポートが7月11日に運用を開始したと発表した。
(フォロフライ提供)
SBS即配サポートはEV導入早期から、丸紅とパナソニックホールディングス(HD)の合弁会社で商用EVの管理を包括的に担うEVolity(イーヴォリティ)が開発・販売する複数台のEV車両の電池・充電状況のモニタリングや運用状況の記録と分析を担い、効率良く運用するためのフリートマネジメントサービス「Evolity Fleet Management Service」を取り入れるなど、商用EVの本格活用へ準備を進めてきた。
FKVはフルフラット荷室を設置し、ビールケース33ケースが詰める350kgの積載能力を達成。軽EVとしてはトップクラスの最大243kmの航続距離を持たせているという。6年間あるいは16万km走行までのバッテリー保証も付けている。ラストワンマイル領域の脱炭素に貢献していきたい考え。
(藤原秀行)