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空港カートや台車など手掛ける花岡車輌が新たに「ロボット/IoT/クラウドサービス事業」を開始、段差やスロープ超えられる新型AMR発表

空港カートや台車など手掛ける花岡車輌が新たに「ロボット/IoT/クラウドサービス事業」を開始、段差やスロープ超えられる新型AMR発表

位置情報管理システムなど想定、中小企業の運搬シーン自動化へ貢献目指す

空港のカートや台車・リフトの製造・販売を手掛ける花岡車輌は9月1日、新事業「ロボット/IoT/クラウドサービス事業」を同日開始すると発表した。

物流現場などの人手不足を踏まえ、産業用物流機器、空港用物流機器、福祉介護機器の既存3事業に加え、新事業を立ち上げ、収益の拡大を図る。具体的には、AMR(自律走行ロボット)、マップ型情報管理ツール(位置管理システム)、位置管理対応端末などの取り扱いを想定している。


新事業のイメージ

台車や空港カートを手掛ける中で、ユーザーにより使いやすさや新たな価値を創造する製品づくりを展開。近年の労働力不足やDXの流れに対し、ITやロボット技術を使ってさらに「新たな感動を提供する」ことを目指し、5年間の開発期間を経て新事業として開始する。

ロボットではなかなか進まない中小企業の運搬シーンの自動化へ貢献、労働力不足の解消を促進したい考え。

同社は「IoT/クラウドサービスでは今までの情報管理の仕方が大きく変わるようなクラウドサービスをご用意しつつ、企業内のIoTを簡単に実現できる製品展開で企業内の資産活用や、既存事業製品群のさらなる活用が可能な展開を想定した事業を展開予定」と説明している。

新事業の一環として、自動運搬のエントリーユーザー向けに、路面の補修が最小限となる段差やスロープを越えられるAMR「DANDY AUTO PILOT(ダンディオートパイロット)」を9月1日、月額のサブスクリプションサービスで発売した。

スロープや段差を越えられるため路面を整備することなく導入できるのがメリット。採用しやすいようサブスクリプションを設定している。レーザーセンサーで自己位置・障害物を自動検知し回避。本体にタッチモニターを搭載し、マッピング・走路編集・自動走行操作が簡単に行えるようにしている。


DANDY AUTO PILOT

独自の足回り「ロッカーボギー機構」を採用、段差乗り越えやスロープもUI(ユーザーインターフェース)を通じた範囲指定で走行可能。使用状況レポートやリモート通信にも対応している。

6カ月契約「基本プラン19.8万円/月(税別)」と、2カ月契約「トライアルプラン29.8万/月(同)」を準備している。

用途に合わせて、テーブル二段仕様、平ボディ仕様、金網仕様の3タイプをそろえている。


3タイプの概要(いずれも花岡車輌提供)

【製品スペック】
製品名:DANDY AUTO PILOT(ダンディオートパイロット)
最大荷重:平坦路 (+1.4°勾配路面):200kg
     悪路(4°勾配路):100kg
車両サイズ:W631xD1253xH907(mm)※二段テーブルタイプ
荷台サイズ:W600×D900(mm)
種別:SLAM式AMR
最高時速:高速2.7km/h(低速0.9km/h,通常2.4km/h)
連続走行時間:8時間(環境による)
可能傾斜:4°連続10m
段差乗り越え能力:12mm

(藤原秀行)

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