統合自動化OSの販促など担当
Mujinは7月16日、ロボット関連事業の海外展開を加速させるため、グローバル経営組織「グローバル・リーダーシップ・キャビネット」（GLC）を立ち上げたと発表した。
GLCは各国横断で技術開発・プロダクト・営業戦略を統一的に管理する中核組織として位置付け、⾧期戦略の実現を見据え、Mujinの事業をグローバル全体で成⾧させていくことを目指す。製品の販売促進、パートナー企業との連携強化、人材採用などを担う。
Mujinはリアルタイムデジタルツイン技術を主軸にした独自の知能ソフトウェアを駆使し、産業用ロボットの動作計画・認識・把持を統合制御することで自律的な動作生成を可能にするティーチレスな知能ロボットを展開している。
知能ソフトウェアがロボットの制御に加え、AGV（無人搬送ロボット）や保管システムなどの自動機器をデジタルツイン環境で制御する統合自動化プラットフォーム「MujinOS」も運営しており、世界各地の物流・製造現場で1000台以上のロボットシステムが稼働中という。
Mujinのロボット群（同社提供）
（藤原秀行）
