提携し事業拡大や新サービス開発目指す
短時間の仕事を探すことが可能なスキマバイトサービス「タイミー」を手掛けるタイミーは7月16日、韓国で同様のスポットワークサービス「급구(クック)」を運営しているNeeder(ニーダー)に出資したと発表した。具体的な額は開示していない。
「급구」は日本語で「急募」を表す。
(タイミー提供)
タイミーが国内外の他社に出資したのは今回が初めて。出資と併せて、ニーダーと提携し、韓国で事業拡大や新サービス開発を目指す。
日本と同様、韓国も人手不足が深刻化しており、2024年には合計特殊出生率が0.75の記録的な低水準となった。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最低。労働力の中核を占める生産年齢(15〜64歳)人口も減少している。
クックもタイミーと同じく、外食や物流などの領域で短期間の求人を扱い、需要を伸ばしている。両社がノウハウを持ち寄り、韓国でよりサービスを広めていくことを狙う。
(藤原秀行)