トレードワルツとサイバーポート、貿易・港湾関係の情報管理システムで連携開始

トレードワルツとサイバーポート、貿易・港湾関係の情報管理システムで連携開始

荷主・物流事業者間の輸出入通関依頼を円滑化

貿易関係の情報共有システム「TradeWaltz」を運営しているトレードワルツと、港湾物流分野の情報管理システム「サイバーポート」を展開している国土交通省港湾局は7月22日、双方のシステムを連携させる新たな機能の提供を7月25日に始めると発表した。



従来、物流事業者が荷主から輸出入通関依頼を受ける際は紙やメールによるやり取りが依然広く行われているため、関係者は商品の数量といった情報をその都度、社内システムなどに再入力する必要に迫られていた。

連携機能により、Invoice、Packing List、Shipping Instructionといった輸出入通関依頼で必要な書類がデータで共有。サイバーポートを利用する物流事業者は、TradeWaltzを利用する荷主からの依頼をTradeWaltz経由で受け取り、後続の通関手続きなどを情報の再入力なしで済ませることが可能になると見込む。

TradeWaltzとサイバーポートの両方に利用登録をしている場合、追加の手続きは不要。

(藤原秀行)※いずれもトレードワルツ提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事