共同輸送促進のデータベースを高く評価
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は8月5日、ロジスティクスの変革で優れた実績を挙げた企業・団体を表彰する「ロジスティクス大賞」の選定結果を公表した。
最も秀逸と判断した「ロジスティクス大賞」は「共同輸送データベースの普及によるフィジカルインターネットの実現に向けて」をテーマとする一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会とtraevoの両者に授与することを決めた。
JILSは共同輸送の促進を目的とするデータベース「traevo」が物流情報の可視化・共有を通じて、業種や業態を超えた実践的な水平連携の道を切り開いた点などを高く評価した。
他の賞は以下の通り。表彰式・記念講演会は10月17日に開催する予定。
▼ロジスティクス準大賞
ミスミグループ本社
「機械部品業界のサプライチェーン在庫可視化によるロジスティクス最適化」
▼ロジスティクス大賞 技術革新特別賞
花王
「デジタルデータ・先端技術を活用した完全自動化倉庫実現によるドライバー・作業員不足への対応」
▼ロジスティクス大賞 社会性特別賞
クボタ
「複数民間企業連携による東京港オフピーク輸送トライアルプロジェクト」
(藤原秀行)※JILS提供
授賞の概要はコチラから(JILSウェブサイト)