Jリートのみらいとさくら総合、11月合併で基本合意

Jリートのみらいとさくら総合、11月合併で基本合意

スターアジアは対抗姿勢堅持

Jリートの投資法人みらいとさくら総合リート投資法人は7月19日、合併で基本合意したと発表した。

さくら総合の投資主(企業の株主に相当)に、みらいの投資口(株式に相当)を割り当てる方式を取る予定。双方で詳細を詰め、8月6日までに正式な契約を締結、双方の投資法人の投資主総会に諮る。ともに賛同を得られれば今年11月1日付で合併、さくら総合が10月末で上場廃止となる流れを想定している。

さくら総合には同じくJリートのスターアジア不動産投資法人が合併を提案しているのに対し、さくら総合は事前に説明がなかったことなどに猛反発、受け入れを拒否している。Jリート初の敵対的なM&Aの動向が注目されていた。みらいはさくら総合にとって事実上、友好的に買収・合併する「ホワイトナイト」(白馬の騎士)となっている。

さくら総合は、みらいに不動産物件を供給するスポンサーに三井物産系企業が就いていることなどを価値として投資主に訴えて合併への理解を求め、スターアジアに対抗したい考えだ。

一方、スターアジアは7月19日、グループでさくらの投資口を取得する枠を5億円に設定したと発表した。同17日に開示していた2億円から積み増した。投資口価格を引き上げ、投資主にアピールする狙いがある。対抗姿勢を崩していない。

さくら総合はオフィスビルと商業施設、住宅が投資のメーンで、物流施設には現在投資していないが工場2件がポートフォリオに入っている。みらいは資産のポートフォリオに神戸市の物流施設1棟を組み入れている。

スターアジアはオフィスビルや住宅、ホテルのほか、現時点で首都圏の物流施設8件を運用している。

(藤原秀行)

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