国内で普及促進目指す、物流などの課題解決支援も
ミライト・ワンは10月2日、米国の配膳ロボットメーカーBear Robotics(ベアロボティクス)の日本法人Bear Robotics Japanと、9月に戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。
次世代配膳ロボット「Servi Plus」(サーヴィ・プラス)を日本市場で本格展開する。配膳業務の効率化にとどまらず、都市全体のスマート化を見据えたトータルソリューションを提供し、外食・宿泊・医療・物流など幅広い分野の課題解決を目指す。
「Servi Plus」は大容量のトレー、高精度センサー、クラウド連携機能を備え、従来の業務効率化に加えて建物や都市インフラとの統合も視野に入れている。
POSシステムや自動ドア、エレベーターなどとAPIで連携することが可能で、将来はスマートビルやスマートシティの「モビリティ・インフラ」の役割を果たせると見込む。
ミライト・ワンは全国に展開しているICTソリューション・通信インフラ構築の実績を生かし、ロボット導入の販売から設置、運用サポートまでを一気通貫で担う。
Bear Robotics Japanはシリコンバレー発のロボティクス技術をベースに、日本市場に合わせたソフトウェア・サービスを提供し、早期の普及を狙う。
(藤原秀行)※いずれもミライト・ワン提供