販社納入に関わる各種作業力を増強で納期短縮・輸送効率化
日産自動車は7月23日、神奈川県の追浜工場第4地区(横須賀市)に新車の納車前整備を行う「納整センター」を建設すると発表した。2021年5月の稼働開始を予定している。
新センターは敷地面積が約17万1000平方メートル、1日当たりの整備能力は500台。県央地区に位置する座間事業所(座間市)と同工場で運営する既存センターを統合して、納車に関わる準備作業力を強化することで納期短縮と輸送の効率化を図る。
同センターでは生産工場から車両を受け入れ、ディーラーオプションの取り付けや内外装の清掃などといった販売会社への納車に必要な各種作業を行っている。日産は現在、全国10カ所で同センターを運営中。
(鳥羽俊一)