第1弾はIC近接、全体完成は28年予定
日本GLPは10月23日、福岡県粕屋町で地上4階建て、延床面積が約9万6000㎡のボックス型物流施設「GLP福岡IC Ⅰ」を開発すると発表した。
粕屋町の大隈西土地区画整理事業地内で開発を進める「GLP福岡ICプロジェクト」の1棟目。同社の施設をこれまでにも使っている企業の専用施設として2027年7月末の竣工を目指す。企業の具体名は明かしていない。
プロジェクト完成イメージ。「福岡IC I」は手前
免震構造を採用し、災害などの際に入居企業の事業継続を後押しできるよう配慮。福岡高速4号粕屋線と九州自動車道の結節点、福岡ICから約800mと至近距離に位置している。
同プロジェクトは同一敷地内に3棟の物流施設を整備することを想定しており、日本GLPにとっては総延床面積が最大15万㎡を超える九州初の大規模開発になる見通し。
冷凍・冷蔵をはじめとした多様な荷物に対応可能な設計を取り入れる。
施設名 | 「GLP福岡IC Ⅰ」 |
所在地 | 福岡県糟屋郡粕屋町大隈 |
敷地面積 | 約43,000㎡ |
延床面積 | 約96,000㎡ |
構造 | 地上4階建て、RC-S造 免震構造 |
着工 | 2025年11月 |
竣工 | 2027年7月末(予定) |
認証取得 | CASBEE認証、ZEB認証(予定) |
設計・施工 | 株式会社 安藤・間 |
プロジェクト概要
プロジェクト名 | 「GLP 福岡ICプロジェクト」 |
所在地 | 福岡県糟屋郡粕屋町大隈 |
総敷地面積 | 約70,000㎡ |
総延床面積 | 約150,000㎡(最大) |
着工 | 2025年11月 |
竣工 | 2028年内(予定) |
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用