SAZO、 「メルカリ」と連携し韓国越境販売を支援

SAZO、 「メルカリ」と連携し韓国越境販売を支援

API連携とマーケティングノウハウ提供

SAZOは11月20日、メルカリと協業し、API連携と韓国マーケティングノウハウの提供でフリマアプリ「メルカリ」の韓国越境販売を支援すると発表した。

円安などで越境EC市場の拡大が続く中、メルカリは中期的な経営戦略としてグローバル展開を推進しており、その一環として2019年に越境取引を開始した。



韓国越境ECを展開し、経験を蓄積しているSAZOが支援に乗り出すことで、韓国市場で「メルカリ」商品の流通を加速させたい考え。

SAZOが韓国市場でのフロントエンド(販売・CS・物流)を担い、API連携によって決済から購入までを自動化。リアルタイムで在庫を把握し、人気商品の在庫切れを最小限に抑えることで、韓国のユーザーにストレスフリーな購買体験を提供する。

また、SAZOは韓国現地にCS(カスタマーサポート)拠点を設置しており、韓国語ネイティブスタッフによる包括的なサポートを手掛ける。

さらに、現地消費者の生の声を収集・分析し、インサイトとしてフィードバックすることで韓国市場の動向(人気の商品カテゴリ・購入されない商品の理由・トレンド)をリアルタイムで把握できるようサポート。商品開発やマーケティング戦略に活用できるようにしている。

韓国ユーザーがSAZOのサイト上で「メルカリ」の商品を買うと、購入者に代わりSAZOが「メルカリ」上の商品を購入。「メルカリ」の出品者は、「SAZO」の国内拠点へ商品を発送し、届いた商品をSAZOが購入者の元へ届ける。

(藤原秀行)※SAZO提供

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