CO2排出量2割削減見込む、来春に名古屋港・仙台港・苫小牧港結ぶ航路へ投入
フジトランスコーポレーションは11月25日、広島県尾道市の内海造船因島工場で内航RORO船「蓉翔丸」の命名・進水式を行ったと発表した。モーダルシフト需要に対応するのが狙い。

現在運航している「蓉翔丸」の代替船として建造を進めており、2026年春に名古屋港・仙台港・苫小牧港を結ぶ航路に投入する予定。
船内は7階層で、上部船首形状は従来型のものと比べて平坦な構造とすることで、積載面積を増やしている。
省エネ性能が高いベッカーツイストフィンを初めて採用し、プロペラ旋回流によるエネルギーロスを推力に変換。船型の工夫も含め、前蓉翔丸と比べて運航時のCO2排出量を約20%低減できるとみている。


(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)



