オープンロジ、EC物流包括支援サービスで「ケース入出荷機能」の提供開始

オープンロジ、EC物流包括支援サービスで「ケース入出荷機能」の提供開始

ピース単位以外の選択肢を用意

オープンロジは11月27日、EC物流を包括的に支援するフルフィルメントサービスに関し、ケース単位の商品入出荷に対応する「ケース入出荷機能」の提供を始めたと発表した。

ユーザーから「B2CだけでなくB2Bも行っているのでピース単位(商品1点)だけでなく、ケース単位での入出荷も行ってほしい」「実店舗に商品をケース単位で納品したい」との声が出ていたのに対応する。

従来のピース単位(商品1点)を前提としたサービス体系は、仮に1ケース(100ピース入り)を入荷する際、商品100点を全て検品し、システムに登録する必要があったため、ユーザーの作業負担が大きく、利用料(入荷料・出荷料)もかさんでいた。

そのため、ケース単位のシンプルな倉庫オペレーションを構築することで、「ケース単位の入出荷」をカバーできるようにした。

「ケース入出荷機能」を選択した場合、1ケース(100ピース入り)の入出荷に要するコストを80~90%程度削減できると見込む。

商品ごとに在庫をピース単位かケース単位で選べるようにしたことで、B2CとB2B双方の入出荷に対応できるようになった。


(プレスリリースより引用)

ケース入出荷機能を選んだ場合、倉庫で「ケースの開梱」「中身のピース単位(商品1点)の検品」「外装(荷姿)の確認」は原則として行わないため、注意を呼び掛けている。

(藤原秀行)

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