東京建物と三井物産都市開発、千葉・船橋で1万㎡のマルチ型冷凍・冷蔵物流施設を共同開発

東京建物と三井物産都市開発、千葉・船橋で1万㎡のマルチ型冷凍・冷蔵物流施設を共同開発

拡大する食品系EC市場に対応、27年10月竣工予定

東京建物と三井物産都市開発の両社は2月4日、千葉県船橋市でマルチテナント型冷凍・冷蔵物流施設「T-LOGI船橋南海神」の開発に着手したと発表した。竣工は2027年10月の予定。

食品系EC市場の伸びなどに対応するのが狙い。



延床面積が1万320㎡の保管効率に優れたBOX型冷凍・冷蔵倉庫として、1・2階に温度可変式(-25℃~+5℃)の倉庫を採用。冷凍・チルド・生鮮など幅広い商材の保管をカバーし、多様な事業者の高度なニーズに応えられるようにする。

京葉道路の船橋ICから約0.6km、東関東自動車道路の湾岸市川ICから約4.6kmに位置し、東京都心から約20km圏。都心配送向け食品保管ニーズをはじめとする都市近接型物流と首都圏全域への広域配送の双方に対応できると見込む。

バースには12基のシェルターを設置し、そのうち3基には外気遮断性が高いエアシェルターを取り入れ、荷役時の温度変動リスク低減と衛生性の確保を図る。垂直搬送機2基と荷物用エレベーター1基を配置し、館内の荷物移動効率を向上させ、ピーク時の作業負荷軽減に寄与できるようにする。

冷凍・冷蔵設備には、電力使用量の抑制が期待できる自然冷媒(CO2)方式を採用し、テナント企業の電気料金削減および環境負担低減を後押しする。

他の東京建物の自社開発物件と同じく、屋上に設置した太陽光パネルにより生み出した電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する予定。自家発電・自家消費の仕組みにより、環境に配慮した施設の証「CASBEE」Aランクを取得する予定。

竣工 2027年10月(予定)
所在地 千葉県船橋市南海神一丁目1896番地9他(地番)
交通 京葉道路「船橋」IC 約0.6km、同「原木」IC 約2.1km
東関東自動車道路「湾岸市川」IC 約4.6km
首都高湾岸線「千鳥町」出入口 約5.7km
JR京葉線「二俣新町」駅徒歩約23分
各線「西船橋」駅徒歩約27分、京成本線「海神」駅徒歩約18分
敷地面積 4,959.22㎡(約1,500坪)
延床面積 10,320.62㎡(約3,121坪)
規模・構造 4層BOX型(1階片側バース)、S造・耐震構造
プラットフォーム 1階:高床式1.0m
天井高・スパン 各階梁下有効 5.5m、柱スパン 11.0m(W)×9.025m(D)
床荷重 1.5t/㎡(1~4階)
搬送設備 ドックレベラー 3基、垂直搬送機 2基、荷物用EV 1基(3.5t)
バース数 12台(エアシェルター3基、ドックシェルター9基)
駐車場 普通車用 9台、トラック待機場所 5台
アメニティ 休憩室設置
設計・施工 東洋建設株式会社

(藤原秀行)※いずれも両社提供

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