「Wave制御機能」進化で繁忙時に止まらない倉庫運営実現見込む
YE DIGITAL(YEデジタル)は4月7日、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」に関し、出荷機能を強化して今年6月に提供を始めると発表した。
倉庫業務を安定的に運営するための中核機能「Wave制御機能」を大幅に進化させ、繁忙期や物量増加時でも作業が止まりにくい現場運用を可能にするという。
Wave制御は作業指示件数、設備使用状況、リソース状況などを考慮し、倉庫内の作業指示を複数のグループに分け、時間差で順次開始する仕組み。一般には「バッチ制御」とも呼ばれる。
業務が一時的に集中することを防ぎ、人や設備への負荷を分散させることで、倉庫全体の作業の流れを安定させる役割を担う。

Wave制御による安定した作業イメージ(AIで作成)
従来は出庫・仕分け工程が中心だったWave制御を、出荷工程の作業まで拡大。出荷に向けた全工程でWave制御を可能にし、倉庫全体の作業効率向上を後押しする。
また、従来のグループ編成に加え、ユーザーごとの業務ルール反映も可能にしており、現場ルールを踏まえて作業対象をグルーピングできるため、作業の優先順位付けが容易になり進捗管理や業務管理のしやすさが向上すると見込む。
加えて、リアルタイム作業指示・設備制御系と、在庫更新や実績反映などの大規模処理系を分離。物量ピークやアクセス集中時でも、止められない作業指示・設備制御を優先することで、倉庫内全体の作業の流れを安定化できると想定している。


AQUA運用監視サービスのイメージ(いずれもYE DIGITAL提供)
(藤原秀行)












