3年で正社員300人の採用枠設定、インターンシップも実施
山九は8月22日、30代半ばから40代半ばの「就職氷河期世代」をメーンとした中途採用活動を9月1日から実施すると発表した。全国のハローワークを通じて募集する。
政府が実施している「就職氷河期世代支援プログラム」に賛同。正社員として毎年100人、3年間で合計300人の採用枠を設定する。物流などの職務経験は特に必須とはしない見通し。選考の際は、採用のミスマッチ回避へ、応募者の希望に応じて2~3日程度の社会人インターンシップも行い、実務体験もしてもらう予定。
同社が手掛けている物流やプラント関連分野は人手不足が深刻なため、同業他社に先駆けてやる気のある人材を積極的に採用し、事業拡大や技術伝承を着実に進めたい考えだ。
(藤原秀行)