DICや東ソー、原料高騰受け
DICは4月8日、電子部品の絶縁材や接着剤、塗料などに使われるエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤製品に関し、4月15日納入分から値上げすると発表した。
イランがホルムズ海峡を事実上封鎖していることに伴い、原油やナフサ(粗製ガソリン)の調達が困難になり、高騰しているため。人件費や物流費などの上昇も影響している。
DICは「今後の原料市況や国際情勢の変動によっては、追加の価格改定や供給調整をお願いする可能性がある」と説明、理解を求めている。
値上げ幅はエポキシ樹脂のビスフェノールA型が1kg当たり170円以上、ビスフェノールF型が180円以上、ノボラック系硬化剤が160円以上などと設定している。
一方、東ソーも4月8日、塗料などに用いられる中間材料のエチレンアミンを4月21日納入分から値上げすると公表した。
エチレンジアミンとジエチレントリアミンは現行価格から1kg当たり60円、ピペラジンとアミノエチルピペラジンは80円、その他の全グレードは70円それぞれ引き上げる。
原料のエチレンが高騰していることなどが影響している。
(藤原秀行)












