11.4万㎡、29年竣工予定
三菱地所と清水建設は4月10日、シンガポールで物流施設開発事業に参画したと発表した。
それぞれの現地法人を通じ、シンガポールの大手不動産デベロッパーCapitaLand Development(キャピタランド・デベロップメント)などが同国のカラン地区で展開している食品関連企業向けの分譲物流施設開発事業「Gourmet Xchange」(グルメ・エクスチェンジ)に加わった。
プロジェクトはキャピタランドグループが主導しており、三菱地所と清水建設のシンガポール現法が物流施設開発事業に名を連ねるのは初めて。
開発施設「Gourmet Xchange」は、敷地面積約4.4万㎡、延床面積約11.4万㎡を想定。272区画から成るシンガポール最大級の区分所有型食品産業向け物流・生産施設を想定している。
食品製造、セントラルキッチン、保管・配送といった食品産業のバリューチェーンを一体的に支える複合施設を計画。施設建設には2025年9月に着手しており、29年の竣工を見込む。
シンガポールの環境性能基準Green Markで、最上級のPlatinum SLE認証を取得する予定。

外観イメージ

建物内部(トラックバース)イメージ

商業店舗に面する「セントラルプラザ」
プロジェクトは地上9階建てのマルチユーザー・食品関連企業向けのランプアップ型製造・物流施設(264区画)および地上3階建のヘリテージ・テラス棟(8区画)で構成。カラン・リバー沿いに飲食店舗やイベントスペースを配し、地域のコミュニティー拠点としても機能する開発を目指している。
計画地はシンガポールの繁華街オーチャードロードやビジネスの中心のラッフルズプレイスまで車で10~15分。複数の主要高速道路に近接し、島内全域へ円滑にアクセスできると見込んでおり、効率的な配送が可能と想定している。
【計画概要】
所在地:1 Kallang Way, Singapore 349532
敷地面積:44,108㎡
延床面積:114,240㎡
総区画数:272区画
階数:地上9階建(一部地上3階建)
事業者:CLD、MJRI、SIAほか2社
借地権期間:2025年2月17日より33年間
設計:Point Architects Pte Ltd
施工:HPC Builders Pte Ltd
竣工・引渡:2029年(予定)
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用












