情報の手入力解消
日本パレットレンタル(JPR)とキッコーマングループの物流を担う総武物流(千葉県野田市)の両社は6月8日、総武物流がJPRの納品伝票電子化・共有システム「DD Plus」を導入したと発表した。
総武物流は製品出荷の効率化を推進する中で、納品伝票が複写式であることに起因する印刷・仕分けといった作業効率の低さなどの解決を目指していた。
DD Plusを採用し、納品伝票を複写式から普通紙に変更するとともに、従来は別々に発行していた納品伝票とパレット帳票を1つに統合して効率を向上、パレット枚数の手入力や、煩雑な伝票の仕分け・剥離作業を解消することに成功した。
特に、自社システムとDD Plusを連携させ、パレットデータを自動で登録できるようにした点は、今までにない取り組みという。
その結果、1年間に関連事務を約330時間削減することができる見通しになった。

複写式伝票を普通紙に変更し業務を効率化


JPRが提供するSDK(ソフトウェア開発キット)を活用し、着手から2カ月という短期間で自社システムと「DD Plus」のAPI連携を完了。パレット情報の完全自動登録(API連携)などを実現した。
今回の取り組みは、キッコーマングループ拠点間の輸送(一次輸送)が対象。総武物流は当該範囲に該当する一次輸送で年間1万7000台以上の車両を運行しており、JPRと総武物流は物流センターの効率改善とともに、トラックドライバーの待機時間短縮など働きやすい環境づくりにもつながると期待している。

本取り組みの対象となった一次輸送の様子(いずれも両社提供)
(藤原秀行)









