【独自取材】OOCLロジスティクス(ジャパン)、茨城・つくばみらいの新拠点でロボット約40台導入

【独自取材】OOCLロジスティクス(ジャパン)、茨城・つくばみらいの新拠点でロボット約40台導入

ギークプラス製、スタッフの適正配置にも尽力

OOCLロジスティクス(ジャパン)の樫山峰久日本統括COO(最高執行責任者)は8月24日、茨城県つくばみらい市に開設した物流拠点「OOCLロジスティクス新守谷」で開いたパート・アルバイト内定者向けバーベキュー大会の際、ロジビズ・オンラインの取材に応じた。

樫山氏は新たな試みとして、同拠点の1階のワンフロアにピッキングを支援するギークプラス製の自動搬送ロボット「EVE」を40台弱導入する計画を明らかにした。1つの拠点にこれほど大量のロボットを導入するのは同社として初の試みという。ピッキング業務を大幅に効率化するのが狙いだ。

同時に、ロボットでピッキング業務を大幅に効率化するとともに、拠点で働くスタッフの負荷を減らし、適正に人員配置できるよう尽力する意向を重ねて強調した。


「OOCLロジスティクス新守谷」の外観※クリックで拡大


取材に応じた樫山氏

休憩スペースでくつろげるようアウトドア用テントを設置

新拠点は、ラサール不動産投資顧問が開発した物流施設に入居。地上2階建て、延べ床面積は3万8928平方メートルで、OOCLロジスティクス(ジャパン)の首都圏における重要拠点として9月から本格的に稼働させている。

ギークプラスの「EVE」は商品を収めた棚の下に潜り込んで持ち上げ、ピッキングを担当するスタッフの元まで運んでくる仕組み。人間の移動を大幅に減らし、省人化・業務効率化を実現できるのが特徴だ。

樫山氏は人手不足の現状を踏まえて決断したと説明、「ワンフロア全体にロボットを導入するのは当社としても大きな挑戦だが一歩を踏み出さなければ変革はできない」と意気込みを見せた。併せて「ロボットは単なる省人化のために導入するわけではない。働かれる方々を重視したセンターにしていきたい」と狙いを訴えた。

今回初めて実施したバーベキュー大会に関しては「働きやすい環境を整備し、定着率を高めたいとの思いがあった。特に都心から離れたエリアでは採用が難しくなる傾向にある。今回はビジネスストラテジーさんのご協力もあって必要な人員を無事確保できたので、当社の物流施設で働いてよかったと思っていただけるようにしたい」と説明。今後も従業員向けにさまざまなイベントを開催していくことに強い意欲を示した。

新拠点では働きやすさを確保する施策の一環として、建物内の休憩スペースに スノーピークのアウトドア用テントを設置してくつろげるようにするなど、リラックスできる雰囲気づくりに努めているという。


休憩スペースに設置したテント※クリックで拡大

(藤原秀行)

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