西友、仙台で6温度帯管理可能な物流センターを移転・新設

西友、仙台で6温度帯管理可能な物流センターを移転・新設

宮城・福島の店舗向け商品配送、自動補充の仕組み構築

西友は9月4日、仙台市内で既存の「仙台物流センター」が契約満了となったことなどを受け、同市内で新たなセンターに移転、開設したと発表した。

9月11日に宮城の18店舗と福島の2店舗向けの商品配送を開始する。6温度帯ごとの管理が可能となっており、24時間体制で運営する予定。


新センターの外観(西友プレスリリースより引用)

新センターは地上2階建て、延べ床面積1万974平方メートル。加工食品やデイリー食品、生鮮食品などを取り扱う。ウォルマート独自の物流管理システムを採用し、店舗への商品自動補充の仕組みを構築。コスト削減と業務標準化を推進する。併せて、音声を活用したピッキングシステムを取り入れ、ピッキング作業の効率化・ミス低減を図る。

他にもRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を納品時の受領証明書発行業務に導入し、自動化を推進。作業スペースには冷暖房を完備し、シャワー室や仮眠室を設けるなど、働きやすい環境を追求している。

西友は新センターを含め、全国12カ所に物流センターを展開している。

(藤原秀行)

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