三井不動産、52億円超で今年12月
三井不動産はこのほど、物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)つくば」(茨城県つくばみらい市)を、系列のリート(不動産投資信託)、三井不動産ロジスティクスパーク投資法人に譲渡する方針を決めた。同法人が9月14日発表した。
同法人の資産運用会社、三井不動産ロジスティクスリートマネジメントと三井不動産が信託受益権の譲渡に関する契約を締結した。
資産運用会社の取得予定価格は52億6800万円で、自己資金と借入金を組み合わせる。取得は今年12月3日付の予定。
「MFLPつくば」は2010年6月完成の既存棟(つくば物流センター、延べ床面積3万7027平方メートル)と、三井不動産が増築した部分(今年3月完成、2万5457平方メートル)で構成。丸紅ロジスティクスセンターが入居し、アシックスジャパンの商品などを扱っている。
(藤原秀行)